ひとりごと

ただのひとりごとです

忍ミュのオタクが嫌って話

こんにちは。タイトルからマイナス感満載でごめんなさい。でも今日はタイトル通りです。あ!でももちろん(一部の)がつきます。全員が全員嫌とかそういう話ではないです。

 

  まず私は忍たま・忍ミュが好きです。推し関係なく行く作品の1つです。

  前に話した通り私の舞台観劇の始まりはテニミュなので、テニミュに出演されていた俳優さんから派生して観る作品を決めていました。そんな私にとって忍ミュはまさに知ってる方がたくさんおり、興味を持ちました。加えて大学生の春休みという2ヶ月の長期休みでめちゃくちゃ時間を持て余しており、何か新しい作品にハマりたいと思っていたのでタイミングもちょうどよく、ずぶずぶとハマっていきました。そのため、忍ミュオタクにしてはめずらしく?忍たま乱太郎という作品からではなく、役者から興味をもち作品を好きになったタイプです。

  興味を持ったのが2年前の2月だったので、七弾再演〜の3作品+学園祭(ライブ)2作品しか観劇したことありませんが、そこで感じたのが忍たま・忍ミュは好きだけど、オタクめっちゃ嫌いだわ…ということです。

 

理由を挙げていきます。

①年齢層+見た目

おそらくこれを読んでくださっている方で1回も忍たまを見たことがないという人はいないとおもいます。実際アニメは今年で25周年、原作はすでに30年を超え、現在は61巻まで出ています。何が言いたいかというと、歴史が長いんです。それゆえ、必然的に作品を追っている人たちの年齢層も高く、舞台でも30代以上が多く、50代くらいもざらですし、中にはおばあさんも見たことあります。とはいっても好きなのは人それぞれですし、来るな!とは言わないですが、自分の年齢と見た目をわきまえない人が本当に多いです。

  忍ミュのライブは去年、今年と舞浜アンフィシアターでやりました。オタクじゃない友達がイクスピアリの飲食店でアルバイトをしていて、先日話をしたとき、第一声で忍たまのオタクって謎だね!と言われました。どういうこと?と聞き返したとき、まず年齢層が謎!と。わかる、とおもいながらそれから?と話を聞くと、格好が…うん。と非常に言いにくそうにしていました。詳しく聞くといい歳したおばさん5人組が

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この画像(http://www.nhk-character.com/chara/nintama/sp/)の左下にある公式パーカーをそれぞれ色違いで着ていたらしく、"言っちゃえばダサくて、髪がぼさぼさで…なんかこんなこと言ったらよくないけど入ってきた瞬間対応したくない…って思っちゃった"って言われて、自分全く関係ないのにほんとごめん!って心から思いました。"5人組だったんだけど、全員横なの!縦が1人もいなくて!"って言われて、一瞬?となりましたがどうやら"太っている"をオブラートに言ってくれていたみたいです。いい歳したおばさん5人全員太っていて、変な服着ていて、荷物多くて…ってそりゃなんも知らない人からしたら異様だし気持ち悪いわ…と。忍ミュ入る前に忍たまの勉強していたとき、これだけ歴史長くて大人のオタクが多いならマナーもしっかりしてるんだろうなあ〜とか思っていたんです。…結果は正反対でしたけどね…。こういうのがライブだけじゃなくて通常公演にもいるんです。どの曜日のどの時間の公演に行っても必ず1人は和服がいるんですよ、忍ミュって。もちろんおばさん。帯で背もたれに背中つけられないなら着てくるな〜って思いながらいつも見てます。

  私が何歳まで舞台観劇を趣味として続けているかはわからないですが、歳に見合った服装と行動ができるおばさんになろうと忍ミュのおかげでより強く思うようになりました。

 

②マナーの悪さ

  ①で触れたことと割と似ています。忍ミュって忍ミュしか行かない人の割合が圧倒的に多いんです。観劇が趣味で忍ミュに来てる、じゃなくて忍たまが好きでミュージカルがあるから来てるってだけなので、舞台観劇の常識がすぽーんと抜けている人が多いです。録音、キャストが来たときに席を立ってハイタッチ要求、ぬいぐるみ膝乗せ観劇etc....

少し前には薬飲んだのを飲食と勘違いされて注意されたことにTwitterで逆ギレしている人もいましたし、とにかくマナーの悪さはピカイチな作品です。

そういえば、観た人にはわかると思いますが、八弾ではどうやらお腐れ様が萌えるだか悶えるだかのセリフがありました。(私自身は腐ってないからか、全く恋愛的には聞こえなかったんですけどね)初日に入っていたのですが、そのセリフを言った時、上演中に!客席が!ざわついたんですよ!私は違う意味で声が出そうになりました、呆れすぎて。

  先日の学園祭でももちろんありました。

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(http://www.musical-nintama.jp/fes2017/faq.html)

うちわついて規定がされています。公式は迷惑にならない範囲でと明記していましたが、(この書き方も曖昧すぎてどうなのかとは思いますが、忍ミュの公式が残念なのは今にはじまったことではないので諦めの境地です)あのジャニーズサイズのうちわを1人で2枚持てば確実にはみでます。隣の人がそうでしたが、とっても迷惑でした。他にもホログラムや(役者の目によくないとされている)、サイズオーバーなものなど、ジャニーズさんを通ってきた私にとっては信じられないようなうちわもたくさんありました。

 

③なんかもうとにかくひどい

  ①②のようなことだけでなく、ミュージカルのキャストが人間であるという概念自体ないんじゃないか?と思うことがよくあります。私がこの記事を書こうと思ったのはこれが1番の理由なんですが、ライブ中にキャストに向ける歓声が本当にひどくて。誰が何をしてもかわいい〜〜!!しか言わないんです。

   兵庫第三共栄丸さんとか山田伝子さんとかかわいいと言うことが1つのネタとなる人に向けるとか1年生をやってる子役に向けるとかならまだしも、心から言ってるんです。だからこそ嫌なんですけど。私もオタクですし、推しキャラに向かってかわいい!となることは多々あります。オタクってなにしてもかわいいとしか言わないですしね。ただそれを舞台に立ってる人にむけて叫ぶのは、違くないですか?俳優のほとんどは私たちのようなオタクではないですし、前提として性別が違います。成人男性が大量の(ほぼ)おばさんからかわいい〜〜!と叫ばれる…恐怖以外のなにものでもないかと思います。

 

  つらつらと書いてきましたが、私は嫌な思いを全くせずに忍ミュを観終えた記憶っていうのがほとんどありません。そういうものだと思っちゃってるので、Twitterでマナーよくしようよ!とか働きかける元気もありません。確実に届かないので!100%!

  舞台のメインが六年生から五年生に移って、一気に倍率が上がり、立ち見席まで完売、グッズも売り切れ多発、みたいなことが起こっても五年生のキャストの方が忍ミュ以外で出るのはキャパの少ない舞台です。しかもなかなか埋まらない。(キャパの少ない作品を下に見ているとかそういう意図ではなく、純粋に役者についているオタクが少なすぎるということを言いたいだけです) もっとわかりやすいのは、ツイートのいいね数の違いです。私は俳優含めての舞台が好きなので、このような忍たまさえあれば満足!なスタンスの方たちとは根本から合わないのだと思います。しかし、スタンスの違いは仕方ないとしても、マナーを守らない、ルールを破る、人を不快な気分にさせる言動、こういったものはスタンス関係なく直してほしいです。

  いつか一切マナー・ルール違反を見ずに観劇を終えられる日がくることを願っています。

 

 後ろ向きな話題で失礼しました。最後までお読みいただきありがとうございました!